任意整理の完済後ブラックリストからの復活はいつ?延長される事も!

任意整理の完済後ブラックリストからの復活はいつ?延長される事も!

消費者金融やカードローンなど、高金利での借金がかさんで返済が困難になった場合には、利息や遅延損害金がカットされる任意整理が有効になってきます。

元金の返済を必要としますが、その分、債務先を選択して債務整理できるなど、他の手段に比べて自由度の高い方法です。

こういった事情もあり、個人で行う債務整理のうち、9割は任意整理を利用しているというデータも(任意整理は裁判所を通さないので正確な統計はありません)。

しかし、このように手軽に利用できるとされる任意整理ですが、あくまでも債務整理の一つの手段となるので、信用情報には「借金の返済が契約通りにできなかった」という履歴が残ってしまい、いわゆるブラックリスト(事故情報)扱いとなり新たな借金ができなくなります。

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基本的に全ての借金の手段が利用できない

任意整理は、債務整理の中では比較的、手軽に利用できる手段となっていますが、

注意しなくてはならないのは、任意整理でのブラックリスト状態でも債務整理をした消費者金融等だけでなく、全ての借金の手段で確認されることになり、基本的に借金が一切できなくなるということ。

信用情報の事故情報は、1社や2社の話ではなく、全ての金融機関やクレジットカード会社、貸金業者で確認される情報となるのです。

ちなみに、信用情報機関は3種類ありますが、事故情報は共有される仕組みとなっているので、掻い潜って借金をする事もできません。

稀に、事故情報が残っていても借金ができることはありますが、これは、事故情報を確認しつつも自社の規定で貸し出しを認めるパターンとなります。

【事故情報が残っていても借金ができる事も】

  • 日本政策金融公庫などの公的融資
  • アメックスのクレジットカード

確実性はありませんが、これらは、事故情報が残っていても審査に通ることがあります。

本来であれば、勤続年数や収入に応じて審査がされますが、ブラックリスト状態はそういった情報が優秀であっても基本的に審査に通るのは難しくなります。

銀行系や消費者金融系は特に審査が厳しくなるので、一般的なローンは一切組めません。

カーローンや住宅ローンなど、生活の基盤になるものでも通りませんし、頭金を大きく入れても同じことです。また、大手銀行や地方銀行でも扱いは変わりません。

「借金が全て無くなる自己破産ほど、審査が厳しくならないのでは?」という意見もあるかもしれませんが、事故情報が残っている間は、さほど変わらない厳しい審査をされると考える必要があります。

任意整理後の元金の返済は、交渉によって返済期間が決まり、3〜5年かけて返済することになります。そして、ブラックリストになる期間は、完済後も何年か続くことが多くなっています。

任意整理返済後のブラックリストの期間

任意整理後のブラックリストの期間は、仕組みが少しややこしく、

  • 任意整理を開始した時から5年(弁護士からの受任通知を債権者が受け取った時から)
  • 任意整理完済後5年

両方のパターンが存在します。

もともと、返済期間が3〜5年あるわけですから、前者に該当する場合は、返済後、長くとも2年、短い場合は、すぐにローンを組める状態となります。

一方、返済後に5年の場合は、最長で任意整理開始後10年はブラックリストということにも…。

JICCのみ事故情報が残る

任意整理は、裁判所を通さずに、債権者に直接交渉する方法で、あくまでも返済スケジュールを変更(見直す)するだけなので、これを事故情報として扱うべきかは、信用情報機関によって考え方が異なります。

実際、今現在、任意整理を事故情報として扱う信用情報機関はJICCのみで、CIC・全銀協は任意整理を事故情報としては扱っていません。

JICCは、『契約先に減額等を申し出た情報』を事故情報として扱うので、利息のカットでも減額には違いないので、任意整理も事故情報とする方針にしています。

そして、JICCは任意整理での事故情報の期間を、事故の発生日から5年と定めています。これは、弁護士が受任通知を出したタイミングです。

そのため、任意整理での返済より先に、ブラックリストの期間がカウントされるので、返済期間が5年となった場合は、完済前にブラックリストの情報が消えることになります。

ただし、任意整理の返済が滞った場合は、その地点から5年間カウントし直される場合があります。

CICは完済から5年残ることも

前項にあるように、任意整理で事故情報が残るのは、JICCのみで、CICには残りません。そのため、任意整理の申し入れ情報がCICに届いたとしても、それだけでは事故情報として記録されません。

しかし、3ヶ月以上の遅延があった場合は、任意整理に関わらず立派な事故情報です。

多くの人は、返済が困難になり遅延も発生してから任意整理の手続きを始めるかと思いますが、この遅延期間が3ヶ月以上である場合は、任意整理をする前からCICの信用情報には事故情報が残っている可能性があるのです。

そして、この場合には、JICCの事故情報と異なり任意整理の完済から5年間事故情報が残ることになります。

任意整理の事故情報が残る期間を正確にいうのであれば、JICCの任意整理開始後から5年ということになりますが、

直接、任意整理が原因で事故情報が残るわけではない、CICに関しても、任意整理後5年間事故情報が残ってしまうかもしれません。

完済から5年は、かなりの長期間となりますが、3ヶ月以上の遅延があった場合は、こういったケースも覚悟しておく必要があります。

逆に、3ヶ月以上の遅延がなく、任意整理をしている人は、任意整理開始から5年と考えて間違いないでしょう。

事故情報になっていない場合でも…

もう一つの注意点として、

CICでは、直近24ヶ月分の入金状況が詳細に記録されているので、任意整理や3ヶ月以上の遅延による事故情報がなくても、債務の返済が順調に出来ていない事が把握され審査に影響を与える可能性があります。

信用情報は、問題があった時のみに記録が残るというものではありません。

適切な返済ができていてもその記録は残りますし、その他、一部入金、遅延といったデータ全てが記録されます。

仮に、『事故情報(異動)』という記録になっていなくても、審査の際にこれらの記録がめちゃくちゃになっていると、不利に働くことになります。

借金の審査に影響を与えるのは、事故情報だけではないということです。

重複して信用情報機関を利用している

一つの信用情報機関で事故情報が残っていても、他の信用情報期間に問題がなければ借金できることもあるのでは?

という疑問が浮かぶかもしれませんが、事故情報は共有される仕組みとなっているので、逃れる事は困難ですし、

いずれにしても、ほとんどの金融機関や貸金業者は、重複して信用情報機関に加盟しているので、信用情報機関の系列を気にしてもあまり意味を成しません。

例えば、三井住友銀行や三菱UFJ銀行など銀行系は、3つの信用情報機関全てに加盟していますし、

消費者金融や信託会社は、CICとJICCの両方に加盟している事がほとんどです。

クレジットカードを発行する場合、CICは間違いなく確認されますし、多くの場合は、JICCの確認もされるでしょう。

お金を貸す立場が慎重になるのは当然のことですね。返済ありきの商売なので、慎重に調査され、事故情報は圧倒的に不利に働きます。

ブラック情報の有無を確認するには

ブラックリストの情報の有無を確認するには実際にローンを通してみるのも手ですが、審査に通らないと無駄手間となるので、

各信用情報機関に、個人信用情報開示請求をしてみるのが、一番手軽で間違いありません。

  • JICC 情報開示
  • CIC 情報開示
  • 全銀協 情報開示

これらの検索をすると公式サイトが表示され簡単に手続き方法が確認できます。

ブラックリストではないのに審査に通らない場合は

ブラックリストでない事を確認したのに、審査に通らない場合は、他の原因が考えられます。

特に多い原因としては、『自社ブラック』となっているかもしれません。

自社ブラックとは、信用情報機関とは関係なく、銀行や消費者金融が独自にブラックリストに定めている状態で、5年で消えるといった期間の定めもありません。

自社ブラックになる理由は、過去に任意整理をした企業である場合や、その関連企業である可能性が挙げられます。

一度、契約通りの返済ができていないので、再び借りる事が難しいのは仕方のないことですね。

そのような場合は、別の企業の審査を通す事でローンなどが組める可能性が高いと言えます。自社ブラックが共有される事はありませんので安心して下さい。

その他にも、勤続年数や収入で審査に落ちている可能性もあるかもしれません。これは、企業が定める基準に達していないのが原因となるので、過去の任意整理は関係ありません。

最後に

任意整理でブラックリスト状態になった場合、当面の間は新たな借金が難しいのが現状です。

また、大きな分岐点となるのは、3ヶ月以上の遅延があったかどうかとなります。

もし、ブラックリスト状態からの復活が待てない場合は、配偶者の名義で借金をするのも一つの手になります。
信用情報の事故情報は、あくまでも個人に対して残るので配偶者の信用情報には影響を与えません。

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