任意整理の一括払いで元金を減額!何割減る?メリットとデメリットも…

任意整理の一括払いで元金を減額!何割減る?メリットとデメリットも…

任意整理は、利息や遅延損害金をカットした上で、3〜5年で残りの借金を返済する方法ですが、あえて、分割をせずに一括で返済するという選択肢を選ぶ事も可能です。

「もともと、返済できなかったのに一括での返済なんて…」

と、思う人も多いかもしれませんが、一括払いする事で得られる非常に魅力的なメリットもありますので、検討してみる価値が十分あるでしょう。

ただし、任意整理後の返済の仕組みを知らないと逆に損をしてしまうケースもあるので注意が必要です。

今回は、任意整理の一括払いについて解説します。

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任意整理で一括払いをする2つの手段

任意整理で一括払いをする方法は、

  • 最初から一括払いする
  • 任意整理後の分割払いをしている途中で一括払いする

これらの2つがあります。

一見、どちらも残っている借金を払いきって借金生活から開放された状態のように感じますが、意味合いは全く異なったものとなります。

任意整理の交渉段階で、最初から一括での支払いを申し出る

任意整理は、3〜5年の分割を前提とした交渉ですが、その権利を捨てて最初から一括で支払うという方法があります。

任意整理では、債権者から取り寄せた取引履歴を利息制限法で引き直し計算をして、今後の返済方法を決める流れとなりますが、利息や遅延損害金はカットされるものの元金に関してはカットされません。

しかし、引き直し計算で出た正確な残りの借金を、分割にせず一括で返済するのであれば、例外的に元金の減額に応じる企業が多くなっています。

減額幅は、企業によって異なりますが、1〜2割ほど減る事が多く、時には3割の減額に応じてもらえることも。

企業が減額に応じる理由

企業が元金の減額に応じる理由は2つ。

一つ目は、

任意整理後の返済は利息が受け取れないので、分割払いをされても利益は一切ありません。

それどころか、貸したままとなるので、新たに運用もできないお金となってしまいます。つまり、損失です。

一方、一括払いで返済されれば新たに運用もできますので、そこから利益を得る事もできるでしょう。

貸したまま利益が出なくなるより、運用資金に回したいということです。

二つ目は、確実な返済がされるという点です。

任意整理後の返済は3〜5年続くので、その間に給料のダウンなど返済できない事態に陥る人は少なくありません。

そうなると、個人再生や自己破産をされて元金を含めてまともに返済されないという事態にも…。

その点、一括で確実な返済がされるのは、お金を貸している側からすると減額をしてでも魅力的な話となるのです。

家族や親戚のサポート

もともとの分割払いができなかった中で、元金が何割か減額されるとしても、それを一括で返済するのは非常に困難かと思います。

そのため、一括での返済を実現する人の多くは家族や親戚のサポートを受ける事が多くなっています。

ただ、その際の注意点として、家族間とはいえ、お金のやり取りは慎重に行う必要があるので誓約書等の書面は必ず作成し、約束通りの返済を心がけるようにしましょう。

少しややこしいですが、それでも、元金を含めての減額は非常に魅力的なことです。

必ず弁護士を間に入れて交渉

一括での支払いはあなた自身が債権者に直接交渉しても可能。

ですが、多くのケースで足元を見られてしまい、減額幅が少なくなるなど、不利な条件で話しを押し進められてしまうでしょう。

そのため、良い条件を引き出すために必ず弁護士を代理人とする事をお勧めします。

あなたが交渉して1割の減額になるところが、弁護士が入る事で3割になるかもしれません。

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任意整理後の支払いを途中で前倒し返済する方法

こちらは、任意整理の和解を成立させ、その後、返済を続ける中でお金に余裕が出てきたら前倒しで一括払いするというものです。

お金に余裕が出てきたら借金をさっさと片付けたいと考えるのは当然の心理ですね。

こちらの方法は、債権者の許可を得る事で可能ですが、そもそも利息がカットされている中での返済なので債権者側には断る理由がなく、一括での返済は確実に認めてもらえます。

ただし、最初から一括で返済するのと異なり、途中で一括払いをしても元金の減額が認められる事はありません。

それどころか、利息がカットされているので、通常の借金と異なり前倒しで返済しても返済総額には影響を与えません。

また、一括での返済をすると期限の利益を喪失し、分割の権限が無くなるので、再び分割に戻すようなこともできません。

つまり、途中段階での一括払いは、金銭的メリットがないどころか、手元にある現金が前倒しで出ていく事になるので損をしてしまうのです。

本来の任意整理の目的は、借金問題を解決して経済的更生をすること。

一括での返済ができるのであれば経済的更生もある程度できているのかもしれませんが、それでも、本来は、そのお金も含めて経済的更生に充てるべきです。

もちろん、経済的余裕が十分ある場合は、一括で前倒しをしても問題ないかと思いますが、それ以外のケースで、ただ単に早めに返済したいなどの理由の場合は前倒しは止めておいた方がいいでしょう。

ブラックリストの期間には影響を与えない

たとえ最初から一括での返済をしたとしても、元金の減額や利息のカットなど、契約通りの返済ができていない事には変わりがなく、信用情報には事故情報が残ります。
もちろん、後者の途中で一括払いした場合も同じです。

そして、事故情報が残る期間に関しても通常の任意整理と変わりがなく、基本的には任意整理の手続き開始から5年間となります。

これは、いわゆるブラックリストと呼ばれる状態で、ローンを組んだり新たな借金をする事は基本的にできませんし、クレジットカードの審査にも通りません。
既に持っているクレジットカードについても一定の期間で利用停止となります。

そういった意味でも、一括払いはお金に余裕がある状態でしなくてはなりません。もし、お金が足りなくなっても新たな借金ができない状態となるのです。

まずは、弁護士に相談を

ほとんどの企業が一括払いに応じますが、中には元金の減額を渋る企業もあります。

特に自分で交渉した場合は、手の内を隠されたまま良くない条件を突きつけられるかもしれません。

企業も商売なので、少しでも自分たちに良い条件で成立させようとするのは当然のこと。

その点、借金問題のプロである弁護士は過去の経験からそういったデータも持ち合わせていますので、あなたの債務先がどの程度の減額に応じるかなど、手続き前に様々なアドバイスをもらえるでしょう。

もちろん、相談したら債務整理をしないといけないという事ではないので、まずは、手軽に相談だけでもしてみましょう。

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