消費者金融などの高金利の借金は借り換えが有効?意味がない時は任意整理を

消費者金融などの高金利の借金は借り換えが有効?意味がない時は任意整理を

消費者金融やクレジットカードなど金利の高い借金を多重に背負っている場合は、それらをまとめて1つの借金にするという方法が有効になってくる場合があります。

おまとめローンという言葉も一般的になっていますね。これは、その名の通り、複数の債務を一つにまとめるというもの。
また、借り換え専用ローンは、現在の借金の金利より低金利のローンに組み直す目的があります。

若干、意味合いの異なるものとなりますが、今回は、一つに括って『借り換え』として説明をします。

消費者金融やクレジットカードなど高金利での借金の返済が難しい場合、実際に、借り換えによってその状況を打開できるのでしょうか?

有効になる場合と、有効にならない場合、その理由と一緒に確認してみましょう。

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借り換えのメリットとは?

まずは、借り換えにどういったメリットがあるのか、という部分を確認しておきましょう。

複雑な返済だったものが簡単に

多重に債務を抱えると、毎月の返済に追われ管理が大変になってしまう事があります。
時には、A銀行にはまだお金があるから大丈夫と思っていたものが、既に残高がなくそのまま滞納してしまう、という事も十分考えられるでしょう。

滞納すると遅延損害金も発生しますし、ますます返済が厳しい事に…。そして、3ヶ月以上の滞納をしてしまうと、債務整理をしなくてもブラックリストになってしまうかもしれません。

この場合は、新たな借金も難しいので借り換えも非常に困難になってしまいます。

一方、早い段階に借り換えをして借金を一本化しておけば、支払い忘れの心配もありません。

借金の返済に日々追われている人は、慎重になっているつもりでも、こういった事が起こってしまいます。精神的ゆとりのためにも一本化はとても重要です。

金銭的メリット

多額の借金をしている人にとって最も大きなメリットとなるのは、月々の返済が減ること、そして、返済総額が減ることですね。

仮に、消費者金融Aに100万円、消費者金融Bに200万円の借金がある場合で、Aの金利が20%(年率)、Bが15%だった場合。

それぞれの、年間支払う利息は、Aが20万円で、Bが30万円となります。※正確な計算方法ではありません。目安の数字。

それを、金利10%のローンにまとめられるのであれば、合計300万円の借金がある状況は変えられないものの、利息の支払いは30万円で済みます。

消費者金融のままでは年間合計50万円必要だったものが、金利の低いローンに組み直す事で30万円にまで減るという事です。

消費者金融A 消費者金融B おまとめローン
債務額 100万円 200万円 300万円
金利 20% 15% 10%
年間利息 A20万円+B30万円=50万円 30万円

「返済は苦しいけど債務整理は避けたい…」

そう考える人は、こういった方法で返済負担を減らし自力で返済するのが有効になる場合もあります。

しかし、おまとめローンの仕組みを知っても「思ったより返済が減らないんだ…」と感じてしまう人も少なくないでしょう。

借金をまとめて借り換えるのであれば、銀行を利用するのが最も低金利で有効です。
しかし、その銀行でもそこまで低金利とはならない事も少なくありません。

なにより、銀行としては、消費者金融より金利が低ければ利用してもらえる仕組みとなるので、そこまで極端な低金利にする必要もないのです。

それに、多重債務の状況では、銀行のカードローンも限度額に達していて新たな借り入れができない、というケースも多いかもしれません。

そのような場合は、金利がカットされる任意整理を検討する必要があります。

任意整理の効力は借り換えより圧倒的に強力!

任意整理も債務整理の手段の一つとなるので、その効力は借り換えとは比べものになりません。

借り換えでは、金利が10%になる事もありますが、任意整理は基本的にゼロ。

つまり、先ほどの例で言うと、消費者金融のままでは年間50万円だったものが、借り換えでまとめることで30万円になりましたが、任意整理の場合は、それがゼロ円になる可能性が高いのです。

“可能性”というのは、任意整理は裁判所が関与せず債権者に直接交渉(多くの場合で弁護士を代理人とする)する方法で、その都度、結果が異なる事があるからですが、将来分の利息に関しては基本的にカットされる事が多くなっています。

仮に、債権者の要望で金利が上乗せされる事になったとしても、数%ほどになる事がほとんどで、10%を超えるような事はありません。

また、利息制限法で引き直し計算をして払い過ぎの利息がある場合は残っている借金に相殺されるので、元金を含めて大幅に減額される可能性もあります(2007年以前から借金をしている場合に多い)。

返済期間は、原則3〜5年の間になりますが、多くの債権者は4年や5年など長期間を認めてくれる傾向にあります。

多重債務をしている人は、借金をまとめて借り直しても、残念ながらそこまで返済が楽になるという事はないでしょう。

そのため、思い切って債務整理を選択するという事も重要になってきます。

任意整理のメリットとデメリット。意外に知られていない手軽な方法

債務整理というと、デメリットが大きいように感じ、なかなか踏み出せない部分があるかと思いますが、
任意整理に関しては、債務整理の中では最も効力が弱いため、デメリットも少なく済みます。

まず、個人再生や自己破産とは異なり、任意整理は債権者を選択する事が可能です。

例えば、住宅を手放す事になる住宅ローンや、車を手放す事になるカーローン、友人・知人からの借金など、除外したいものは整理の対象にする必要がありません。

個人再生は、住宅ローンのみ除外が認められているけど、他の債務は全て整理の対象。自己破産は、住宅を含めた全てが整理の対象。
これらの方法は効力がより強いけど、けして手軽に利用できる方法ではないんだ。

また、利息がカットされるという効力から、消費者金融やクレジットカードの借金に有効です。まさに、金利が高く、借り換えを検討する借金に有効になってきます。

債務整理をすると連帯保証人への影響も気になりますが、債務を選択する事が可能となるので、連帯保証人を立てていない借金だけを整理するという事も可能です。

ただし、債務整理には変わりがないので、任意整理をすると信用情報には事故情報が残りブラックリスト状態となってしまいます。
これは、借り換えにはない事なので、デメリットになってしまうかもしれません。

ブラックリスト状態になると、新たな借金は基本的にできなくなりますし、クレジットカードも持てません(ブラックリスト状態でカードを持つ方法もあります)。

ただ、これまで借金苦だった中でせっかく借金を返済できる環境を作ったわけですから、多くの人は任意整理後に早い段階で借金をしようとはしないはずです。

それに、ブラックリスト状態は基本的に任意整理開始(弁護士の受任通知が債権者に届いたタイミング)から5年間だけです(※例外あり)。

5年という期間は長く感じるかもしれませんが、任意整理後の返済が3〜5年あるわけですから、返済後そこまで長い期間とはなりません。

なにより、利息や遅延損害金がカットされる事の方が、今現在の状況で悩み続けるよりずっと建設的なはずです。

以上のように、任意整理のデメリットはそこまで大きなものとはなりません。借り換えで返済できる人はもちろんそれでいいのですが、そうでない場合は前向きに任意整理を検討してみましょう。

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