奨学金を任意整理・債務整理すると親にバレる?バレない方法は?

奨学金を任意整理・債務整理すると親にバレる?バレない方法は?

奨学金の返済ができずに滞納してしまう人はけして少なくありません。

2017年度のデータでは、奨学金の借入額の平均は324万円で、10人に1人は500万円以上借りているともされています。

月々の返済額は、1〜3万円とけして大きな金額でない事が多いのですが、それでも、新社会人になり、アパート代や生活費などを支払うと、返済はかなり厳しいものに…。

周りの人は、「それぐらいの返済はできるのでは?」という目で見てくるかもしれませんが、どれだけ生活費を節約しても限界がありますし、
中には、ブラック企業に就職してしまったケースや体調を崩してしまったケースもあるはずです。

返済できるつもりで借りたお金でも時には返済できなくなってしまうのも致し方無い事です。

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奨学金は親にバレずに債務整理可能?

奨学金もお金を借りている状態となるので、『借金』には変わりありません。

そのため、返済が難しくなった時は、法に基づく改善方法として債務整理が有効な手段になってきます。

しかし、もし奨学金が返済できずに債務整理をしたという事が親にバレてしまうと、大きな心配をかけてしまいますね。
出来ることなら親にバレずに債務整理したいところですが…。

まず、債務整理をした場合に、身内に連絡がいくような仕組みはありませんので、バレずに債務整理をするという人は少なくありません。極端な話、配偶者にも内緒で債務整理を済ませる人もいます。

しかし、それとは別で『連帯保証人』の問題があります。

債務整理によって借金が減額や免責になったとしても、その借金は消える訳ではなく、返済義務が連帯保証人に移る事になります。

奨学金の場合、残念ながらこの連帯保証人は親である事がほとんどです。
仮に、親がブラックリストなどで、連帯保証人になれなかった場合でも、叔父など近い身内が連帯保証人になっているはずですので、そちらに支払い義務が移る事になり親にバレずに済むという事はまず無いでしょう。

残念ながら、奨学金を債務整理しようとしても、連帯保証人の関係で返済義務が移ってしまい親にバレないという事はまずないのです。

返済方法の見直しで債務整理を回避できることも

奨学金の返済が難しくなった場合に、まず検討しておきたいのが、返済方法の見直しです。

3つの方法がありますが、現実的には最初の2つが有効。

返還期限猶予

一定の条件を満たせば返済を先延ばしにできるという方法。

具体的な条件は、

  • 疾患がある場合
  • 年収が300万円以下の場合

いずれかをクリアしていれば利用できます。

返済意思があるのに返済できない人の多くは、年収が300万円以下とされており、実際、3ヶ月以上滞納している人の8割がそれに該当するとされています。

とはいっても、返済が減額されるわけではないのでいずれは返済する事になりますし、最長で10年の猶予となります。

減額返還

  • 災害
  • 疾患
  • 失業

などの事情がある場合に、月々の支払いを減額して支払うという方法です。ただし、返済総額が減るわけではないので、返済期間はその分長くなります。

また、既に返済が滞っている場合には利用できないので注意が必要です。

返還免除

こちらはおそらく該当しないかと思いますが、

本人が亡くなったなどの状況で返済を免除されるというものです。

3つの方法のうち、返還期限猶予と減額返還は利用可能な人も多いのではないでしょうか?

奨学金を債務整理してしまうと、親に負担をかけてしまい、親共々債務整理になるという事例も頻繁に起こっています。

返済ができない事情はそれぞれですが、できるだけ奨学金を返済する方向で進めるべきなのは間違いありません。

奨学金は任意整理できない事も多い

奨学金の貸付をしている団体は多数ありますが、その中でも最も多く利用されるのは日本学生支援機構です。

しかし、日本学生支援機構は任意整理の交渉に応じることはほとんどありません。

任意整理とは、利息や遅延損害金をカットし元金を返済する方法で、債務整理の中では最も効力が弱い方法となりますが、その分デメリットが少なく比較的手軽に利用できる方法です。

しかし、それが有効にならない事が多いのです。

その場合は、個人再生や自己破産などより効力の強い債務整理を選択せざるを得ないのですが、

個人再生は、債務先を選択できず住宅ローン以外全ての借金を整理する事になるので、車などを手放す事になるかもしれませんし、友人や知人からの借金も整理されることに。

自己破産は、借金が全て無くなるというとても強い効力がありますが、住宅や車、貯金(20万円以上が処分の対象)など、さまざまなものを処分される事に。

任意整理のデメリットは、基本的に5年間ブラックリストになる事ぐらいですので、他の債務整理を選択せざるを得ない状況になるのはかなり厳しいことなのです。

他の借金がある場合はそれらを優先して任意整理

もし、奨学金以外にも借金をしている場合は、まずはそれらを任意整理して負担を軽減してみてはいかがでしょうか?

連帯保証人がない借金なら身内に迷惑をかける事もありませんし、連絡がいくような仕組みもありませんので、親にバレる心配もありません。

他の借金を圧縮する事によって奨学金の返済を続けていくという例は少なくありません。

月々数万円程度でも返済が減れば大分楽になるのではないでしょうか?

返済が9ヶ月滞ると一括での支払いが求められる

返済が滞ると、遅延損害金が発生する事になりますが、

最初の8ヶ月までは、滞納している分にだけ遅延損害金が発生し、9ヶ月以上滞納した地点で、分割ではなく一括での支払いが求められる上に、元金に対して遅延損害金が発生する事になります。

遅延損害金は、年率5%で、仮に、300万円の奨学金を返済できていない状況で、元金に対して発生した場合、
『300×0.05=15』で、年間15万円もの遅延金が発生します。

これを、もし5年間続けると75万円…。それを元金を含めて一括で請求されるわけですから、かなり厳しい状況となりますね…。

こういった事態になると、個人再生や自己破産を選択せざるを得ませんし、金額が大きいために、連帯保証人も債務整理する流れになってしまうかもしれません。

そうならないためには、先ほどのような支払い方法の見直しを検討するか、他の借金を整理するなどを試みるようにしましょう。

最後に

支払い方法の見直しなどをしても返済が難しい場合は、親に正直に現状を話し、親にお金を借りて返済に充てさせてもらうなどを検討してみるのも有効かもしれません。

親共々、債務整理をするのはかなり厳しい状況。それを回避するため、くれぐれも親に話さずに債務整理をするような事はしないようにしましょう。

また、借金問題のプロである弁護士に相談する事で最善の方法が見つかるかもしれません。

ネット上にはさまざまな情報がありますが、それでも、一人ひとり状況が異なるので、完璧に当てはまる事はないはずです。

弁護士に相談する事で、親にバレることなく解決できるかもしれません。

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